当院のインプラント治療

インプラント治療とは、失ってしまった歯の代わりに人工の歯根（インプラント）をあごの骨に埋め込んで、その上に被せ物を入れる治療方法です。外科手術をともなう難しい治療法であり、インプラントを埋め込むあごの骨の付近には、血管や神経など重要な組織が存在しています。

こうした組織を傷つけることなく安全に手術を行うためには、確かな技術と経験を持つ歯科医師が担当したほうが、患者さまも安心なのではないでしょうか。

当院の院長は、インプラント治療に15年（※）以上携わってきた経験豊富な歯科医師です。また現在も日本口腔インプラント学会に所属して研鑽を続けており、より身体への負担が少ない治療や、安定したお口の環境を長く保てる治療を提供したいという思いで、インプラント治療を行っています。

インプラント治療を行う際は、事前に歯科用ＣＴで検査を行い、骨の中の神経や血管の位置をできるだけ正確に把握し、より安全なインプラント治療を行えるよう努めています。

また治療を受けていただいた後も、お口の中で長くインプラントが機能し続けることができるよう、メインテナンスにも力を入れて取り組んでいます。どうぞお気軽にご相談ください。

（※）2018年現在

従来のインプラント治療では、専用のドリルであごの骨に穴をあけ、インプラント本体を埋め込むスペースを確保していきます。しかし骨を削ることは、お身体にかかる負担が大きいのはもちろん、骨の量が少ない患者さまはインプラント治療ができないことも。

そこで当院では、従来のインプラントと、OAM式のインプラントを患者さまに選択していただけるようにしています。

 「OAMインプラント」 の治療システムは、できるだけドリルを使わずにインプラントを埋め込むスペースを確保していくのが特徴です。骨に直径0.5mmほどの小さな穴をあけ、そこから少しずつ穴を拡大していきます。骨を圧縮して押し広げていくイメージなので、多くの骨を残して手術を行うことができるようになるのです。

最初は細い針のような器具で穴をあけていくため、骨の中にある血管や神経を傷つける可能性は低くて済みます。骨をほとんど削らないため出血も少なく、骨を削る振動も少ないので、患者さまの痛みや恐怖感が軽減されるのも、OAMインプラントのメリットと言えるでしょう。

またあごの骨が少ないケースでも、骨の移植などを行わずに済む場合があります。手術の際、少しお時間を長くいただく治療方法となりますが、大きな手術が不要で傷口が小さくて済むほか、術後の腫れや痛みも少なく、お身体への負担が少ない治療システムです。

通常のインプラント治療に使われるインプラント体には、さまざまな種類のものが出ていますが、当院では治療成績に裏付けされたITIシステムを採用しています。

ITIシステムはスイスに本社を置くストローマン社が提供するインプラント・システムで、世界的なシェアを誇る信頼できるシステムです。